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54228 Trier

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  歴史

 トリアはモーゼル渓谷の緑に囲まれたドイツ最古の町。紀元前16年皇帝アウグストスの命令で、征服した原住民トゥレヴェル族(ケルト人)をつかって建設した。ドイツ(ゲルマニア)で最初のローマ軍の駐屯地である。皇帝の名にちなみ、アウグスタ・トゥレヴェロルムと名づけられた。

 

 3世紀末になるとローマ帝国はあまりに大きくなりすぎ、4つに分けて統治されることになった。皇帝の位には、2人の正帝と2人の副帝がついた。トリアはこのとき、すでにガリア地方(現在のベルギー、フランス)を統治する首府だったが、さらにモーゼルからライン一帯を治める拠点ともなった。トリアには、後に大帝とよばれるようになる副帝のコンスタンティヌスが居を定めた。4つに分かれた帝国は、11年後には体制がととのう。2人の皇帝が退位し、副帝2人が西方ローマと東方ローマの皇帝となった。両帝はキリスト教を公認することで合意(ミラノ勅令、313年)。トリアにはその1年後、キリスト教伝導の中心となる司教座がもうけられた。9世紀にはカール大帝(シャルルマーニュ、742-814)がトリアを司教の領地とした。この結果トリアの大司教は大きな力をもち、神聖ローマ帝国(ハイデルベルクのコラム参照)の皇帝を選ぶ選帝侯にもなり、中世ドイツに強い影響力をあたえつづけた。

 

 
 
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古代ローマの遺跡「ポルタ・ニグラ」



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