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marketing[at]wiesbaden.de
tourist-service[at]wiesbaden.de

 
  ラインガウのワイナリーめぐり



Riesling



Kloster Eberbach



Kloster Eberbach 修道院内



Kloster Eberbach 修道院内



Kloster Eberbach レストラン



Schloss Vollards



Schloss Vollards



Schloss Vollards "Premium Raeucherlachs "traditionell" mit Apfel-Meerrettich und Reibekuchen "



Schloss Vollards "Angemachter Winzerkaese mit Brotauswahl"



Schloss Johannisberg



Schloss Johannisberg 伝令の像



Schloss Johannisbergからの眺め



Schloss Johannisberg レストラン

世界的に有名なワイン産地・Rheingau ラインガウへ

~Kloster Eberbach, Schloss Vollrads and Schloss Johannisberg

 

 

 “父なる川”・ラインは、スイス、フランスを経由し、ドイツに入ると北海を目指し、北へ向けて流れる。が、その途中、大きく向きを変え、東から西へと流れる場所がある。ヴィースバーデンの隣、Mainz マインツ付近だ。Rheingau ラインガウはこの地域の右岸に約40kmにわたって広がっている。東から西へ流れるライン川の右岸ということは、畑は川の北側に位置しているということで、つまりすべてが南側、太陽に面しているということになる。また背後ではタウヌス山脈が冷気を遮り、前面のラインの川面からは太陽の反射光を受けと、ラインガウは日照条件・気象条件にとても恵まれた地域だ。そのため、栽培面積は他のドイツワイン産地に比べてかなり小さいにも関わらず、すばらしいドイツワインの産地として世界的に有名である。栽培されているのは白ブドウが約8.5割、黒ブドウが約1.5割と圧倒的な白ワインの産地といえる。中でもラインガウ発祥といわれる白ブドウ・Riesling リースリングが約8割を占める。ラインガウのリースリングは華やかでエレガントなアロマの中に、しっかりとした酸味が感じられるのが特徴だそう。

 

 ヴィースバーデンはそんなラインガウ地域の入口に位置している。65kmにおよぶ「Rheingau Riesling Route ラインガウ・リースリング通り」なるものがあり、通り上には数々の有名なワイナリーが点在している。今回は、その中から3つのワイナリーをめぐった。

 

 

 

◆Kloster Eberbach エバーバッハ修道院

 

 Kloster Eberbachは元々、シトー派の修道院だったところで、ワイン作りの歴史は850年以上に及ぶ。現在はヘッセン州の州立醸造所で、州でもっとも重要な中世の建物群でもある。修道院内は中世の趣そのままに残されており、見学も可能。ショーン・コネリー主演の映画「薔薇の名前」の撮影が行われたことでも知られている。

 

 また敷地内には、テイスティングしながら好みのワインを探し、買うことができるワインショップはもちろん、レストランやカフェ、ホテル(3ツ星)、会議や結婚式などに使えるスペースも設けられている。レストラン「Klosterschaenke 修道院パブ」は、17世紀に家畜小屋として建てられ、約100年前からはレストランとして使われている建物を現在も使っている。ホテルは16世紀に製粉所または穀物倉として建てられた建物を改装したもの。客室数は20室、そのほかに上述のレストランのパーティールーム用に8室が設けられている。ホテルのパーティールームは110人まで収容可能。

 

 こちらのワインショップでテイスティング。いくつか試した中で、Steinberg シュタインベルクのリースリングに心奪われた(2005年)。Kabinett カビネット(ドイツワインの格付けQualitaetswein mit Predikat (QmP)のひとつ。「良質ワイン」と訳される。6段階の格付けの中では、収穫時の糖度が一番低いもの)ということだったが、Spaetlese シュペートレーゼ(「遅摘みワイン」と訳される。収穫を遅らせ、糖度の高いブドウを収穫して作られる。QmPでいうとカビネットの1つ上になる)といってもいいほどの完熟さを感じた。とはいえ、しつこい甘さではなく、酸味とのバランスのとれた程よい甘さで余韻も長めだった。ちなみにシュタインベルクという畑はドイツ国内に5つしかないOrtsteillage 特別単一畑(最良の畑であり、ラベルに村名を表記しなくてもよい)の1つでもある。

 

 

Kloster Eberbach

65346 Eltville

 

Gastronomiebetriebe in Kloster Eberbach GmbH

TEL: +49 (0) 6723-993 0

Klosterschaenke レストラン: (0) 6723-993 299

Gasthaus ホテル: (0) 6723-993 200

Bankett バンケット: (0) 6723-993 110

FAX: +49 (0) 6723-993 100

http://www.klostereberbach.com

 

 

 

◆Schloss Vollrads フォルラーズ城

 

 ブドウ畑の中に忽然と姿を現すフォルラーズ城。14世紀に建てられた城だが、オリジナルのまま残っているのは、現在でも人が住んでいるという、1330年に建てられた石造りの塔のみで、ほかは17~18世紀に再建されたもの。こちらもドイツ国内に5つしかないOrtsteillage 特別単一畑(最良の畑であり、ラベルに村名を表記しなくてもよい)の1つである。

 

 テイスティングなどのほか、ブドウ畑を歩き、収穫を実際に体験、セラーの見学の後、典型的な“ワイナリーのランチ”をいただき、最後にはお土産にワインももらえるといったツアーも行っている。(詳細はHPで要確認。)

 

 城内にはワインショップのほか、庭を見渡せる位置にオランジュリーも併設したレストランがある。そのほかにも、3種類の異なる雰囲気をもつパーティールームがあるHerrenhaus ヘアンハウスという建物(それぞれ25名、90名、40名まで着席可能)や、結婚式も行えるチャペルなどもある。今回はこちらのレストランでランチブレイク。

 

 いただいたワインは、こちらのSpaetlese Spaetlese シュペートレーゼ(遅摘みワイン)、1996年。黄金に輝くシュペートレーゼは、洋ナシのタルトのような、凝縮した甘い香りとアンズのような心地よい“えぐみ”が感じられる味わい。

 

 料理は「Premium Raeucherlachs "traditionell" mit Apfel-Meerrettich und Reibekuchen プレミアム・スモークサーモンのリンゴとセイヨウワサビの“伝統”ソース&ライベクーヒェン」と「Angemachter Winzerkaese mit Brotauswahl ワイン醸造者のチーズディップとパン盛り合わせ」。私は前者をいただいた。ライベクーヒェンは、直訳すると「すりおろしケーキ」といったところだが、実際は、ジャガイモをすりおろして成型し、油で揚げたもの。サクサクとしており、スナック感覚で食べられる。ソースは、本来はこちらを使ったソースが主流だというリンゴの風味がほんのりときいており、日本のワサビよりもまろやかなセイヨウワサビとの相性がぴったりだった。スモークサーモンにはもちろん、ライベクーヒェンに合わせても◎。もうひと皿は、フレッシュチーズにパプリカなどを混ぜ合わせて作るディップのようなものが、セミハードチーズの上にのっている。奥にあるココットに入っているのはマスタード入りのジャム。これを上にさらにのせると、また一味違った味わいが楽しめる。どちらもこのあたりではポピュラーな料理だそう。

 

 

Schloss Vollrads

65375 Oestrich-Winkel

TEL: +49 (0) 6723-66 20

FAX: +49 (0) 6723-66 66

http://www.schlossvollrads.com

 

Gastronomie im Schloss GmbH レストラン

TEL:+49 (0) 6723-52 70

Fax:+49 (0) 6723-60 21 6999

 

 

 

◆Schloss Johannisberg ヨハニスベルク城

 

 最後はラインガウ一有名といっても過言ではないであろう、ヨハニスベルク城へ。1718年にフルダの大修道院長兼領主のために建てられた城で、Spaetlese シュペートレーゼ発祥の地として知られている。1775年、大修道院長兼領主からのブドウ収穫許可を伝える伝令が遅れて到着したことが原因で、偶然に発見された遅摘みブドウで作るワインのおいしさ。その伝令の功績(?)を称え、中庭をはじめ、いたるところに彼の姿を見つけることができる。また同地は、ブドウ栽培の北限にあたる北緯50度線上にあることでも有名。畑には北緯50度を示す石柱も立っている。「北限」ということは、ここ以北では寒くてブドウが作れないということだ。それにもかかわらず、ブドウはしっかりと熟し、そのブドウからすばらしいワインが作られていることを考えると、ラインガウという地域がいかに地理的・気象的に恵まれた、稀有な場所であるかがわかる。

 

 ちなみにこちらもドイツ国内に5つしかないOrtsteillage 特別単一畑(最良の畑であり、ラベルに村名を表記しなくてもよい)の1つである。今回、特別単一畑のうち2つを訪ね、もう1つもテイスティングでいただいたわけだが、実は特別単一畑5つのうち4つはラインガウにあるのだ。その事実から考えても、ラインガウのワイン産地の質の高さがうかがえる。(ちなみに残り1つはMosel-Saar Ruwer モーゼル・ザール・ルーヴァーのScharzhofberg シャルツホフベルク。)

 

 こちらでは季節ごとにワインマーケットやオークションが開かれたり、「ラインガウ・グルメ・フェスティバル」や「ラインガウ音楽祭」など、さまざまなコンサートや祭りなどのイベントが1年を通して行われる。毎週日曜日(ブドウ収穫シーズンをのぞく)には、3種類のワインテイスティング付きでセラー内の見学ツアーも行われている(詳細はHPで要確認)。

 

 小高い丘の上にたつ同城からの眺めは、見渡す限りのブドウ、ブドウ、ブドウ。眺めを満喫できるレストランも併設されている。ブドウ畑の中に浮かんでいるかのような気分が味わえるテラス席がおすすめ(テラス席150、屋内席240)。

 

 

Schloss Johannisberger Weingueterverwaltung

65366 Geisenheim-Johannisberg

TEL: +49 (0) 6722-700 90

FAX: +49 (0) 6722-700 933

http://www.schloss-johannisberg.de

 

Gutsschaenke Schloss Johannisberg レストラン

TEL: +49 (0) 6722-96 090

FAX: +49 (0) 6722-73 92

 

 

 

text & photos by 成田美友

 
 
マップ




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