ライン川クルーズ
~雄大な川の流れとロマンティックな古城の数々
“父なる”ライン川と“母なる”モーゼル川が出会う町・コブレンツ。昔から河川交通の要衝として重要な役割を果たしてきた。ライン川は、スイス、フランス、ドイツ、オランダを経て北海へと流れる、ヨーロッパを代表する国際河川のひとつだ。全長は1320kmで、そのうちの半分以上である698kmにわたってドイツ国内を流れている。その中でもMainz マインツからコブレンツまでは「ロマンティックライン」とよばれ、ライン川下りでもっとも印象的な風景が広がる。特に、ビンゲン~コブレンツ間は「ライン渓谷上流中部」として、2002年にユネスコの世界遺産にも登録されている。
コブレンツからはライン川、モーゼル川をクルーズするたくさんの船が発着している。その中でも人気が高いのが、KDライン社運航の外輪付蒸気船「Goethe ゲーテ」号で下る、マインツ~コブレンツ間のクルージング。ローレライ伝説で有名な、ライン川でもっとも川幅が狭くなる(90m)航行の難所を通るのはもちろん、両岸一面に広がるブドウ畑や川沿いに点在する古城の数々の姿を楽しめる。途中の港で船を降り、昔ながらの木組みの家々が並ぶかわいらしい町を散策したり、地元で作られたワインに舌鼓を打ったり、現在はホテルとして使われている古城で旅の疲れを癒したりと、ライン川を水の上と陸の上の両方から十二分に満喫したい。
KDライン社の定期クルージングは4月初旬から10月下旬まで行われているが、特にハイシーズンにあたる4月末から10月初旬までは本数も多く、利用しやすい。マインツ~コブレンツ間は、直航船で約5時間30分の旅。料金は2006年8月の段階で片道44.10 Euro、往復50.10 Euro。
途中泊まるのはWiesbaden-bieb ヴィースバーデン、Eltville エルトヴィル、Ruedesheim リューデスハイム、Bingen ビンゲン、Assmannshausen アスマンスハウゼン、Lorch ロルヒ、Bacharach バッハラッハ、Kaub カウプ、Oberwesel オーバーヴェーゼル、St. Goar ザンクト・ゴアール、St. Goarhausen ザンクト・ゴアールハウゼン、Bad Salzig バード・ザルツィッヒ、Kamp-Bornhofen カンプ・ボルンホーフフェン、Boppard ボッパール、Braubach ブラウバッハ、Rhens レンス、Oberlahnstein オーバーラーンシュタイン、Niederlahnstein ニーダーラーンシュタイン。ちなみにコブレンツからさらに下ってKoeln ケルンまで行くこともできる。
*KDライン社の定期クルージング
マインツーコブレンツ間
時間: Maintz 8:45発 → Koblenz 14:10着
催行日: 4月末から10月初旬の毎日
リューデスハイム-コブレンツ間
時間: Ruedesheim 9:15/14:15/16:15発
Koblenz 13:10/18:10/20:10着
*上記以外にもさまざまなクルージングプランが用意されています。
*スケジュールや料金などは変更になる可能性もあります。詳細は必ず、下記ホームページでご確認ください。
Koeln-Duesseldorfer Deutsche Rheinschiffahrt AG
Frankenwerft 35, 50667 Koeln
TEL: +49 (0) 221-20 88 318
FAX: +49 (0) 221-20 88 345
http://www.k-d.com
text & photos by 成田美友
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