◆Altstadt Hotel
(アルトシュタット・ホテル)
旧市街の中心部にある、その名も「旧市街ホテル」というホテル併設のレストラン&カフェ。座席は65席あり、その3分の1ほどはガラス戸で仕切られた禁煙席になっている。いずれも旧市街の通りに面しており、明るく開放的な雰囲気。
写真はビール「Radeberger」(ピルスナータイプ)と「Zanderfilet “Strindberg”」という魚料理。湖や川など水に恵まれているポツダムでは魚を使った定番料理が多い。この料理はZander(ホタルジャコ)というスズキ目の淡水魚を使ったもので、手前のオムレツに見えるようなものがその魚。表面の黄色はマスタードのクリームで、それに焦げ目がつけられている。魚の味が淡白なので、濃い目のマスタードとの相性が抜群。これにズッキーニやパプリカ、ニンジンといった野菜のソテーと、ドイツ料理の付け合せの定番・ジャガイモも当然添えられている。マスタードがジャガイモにもよくあっておいしい。
Altstadt Hotel
Dortustrasse 9-10, 14467 Potsdam
TEL: +49 (0) 331-28 49 90
FAX: +49 (0) 331-28 49 930
URL: http://www.altstadt-hotel-potsdam.de/
◆Der Klosterkeller
(クロースターケラー)
旧市街のオランダ人街にほど近い場所にある、このレストランの歴史はFriedrich Wilhelm Ⅰ(フリードリヒ・ヴィルヘルム1世)の時代までさかのぼる。1736年に建物が完成した当時は、オーナーがビールの醸造権をもっており、そのビールを目当てにFriedrich Ⅱ(フリードリヒ2世)も皇太子時代に足繁く通っていたという逸話も残っている。店に入ると、正面に円形のカウンター。それを囲むようにテーブル席が設けられている。店名「修道院のセラー」にちなんだ絵が壁に描かれていたり、ビールやワインの醸造にまつわるアンティークなグッズが窓辺に並べられている。
写真はビール「Koestrisser」(ピルスナー)と、店のスペシャル料理から選んだ「Bombe de Sardanapal」。この料理には「the favorite dish of the king(王様の大好物)」という説明が添えられていた。簡単に言うとスパイスの効いたロールキャベツのサフランソースがけ、といった料理。それにサラダがついている。やわらかいキャベツの中には、クミン、ナツメグ、オレガノなど各種スパイスの効いたひき肉が包まれ、これが、ほどよく甘めのサフランソースと相性抜群だった。
Der Klosterkeller
Friedrich- Ebert-Strasse 94, 14467 Potsdam
TEL: +49 (0) 331-29 12 18
FAX: +49 (0) 331-29 36 39
URL: http://www.klosterkeller.potsdam.de/
◆Cafe & Restaurant Babette (バベッテ)
店名は、ポツダムで王室警備隊員(軍楽隊員)だったCarl Teike(カール・タイケ)の妻の名からとったもの。カール・タイケは100曲以上のマーチ(行進曲)を作曲しているという。その死後、妻のBabette(バベッテ)は、現在の店があるところに住んでいたのだそうだ。ブランデンブルク門の目の前にあり、店内から門を望むこともできる。
写真はビール「Potsdamer REXPILS」(ピルスナー)と、「Potsdamer Fischerpfanne」。「Pfanne」は「フライパン」のことだが、料理名としてもよく見かける。フライパンで炒めた料理や簡単に煮込んだもの、ソースでからめたものをさすことが多い。この料理は、ホタルジャコ(スズキ目の淡水魚)、サーモン、パーチ(淡水魚。こちらもスズキの仲間)と、キノコ・根菜類をハーブの利いたクリームソースで煮込んだもの。これにパプリカライスがついている。クリームソースには魚とキノコのダシがよく染み込んでおり、身がプリプリと引き締まった魚との相性も抜群。パプリカライスにレモンをしぼり、ソースとからめていただいても美味だった。
Café & Restaurant Babette
Brandenburgerstrasse 71, 14467 Potsdam
TEL: +49 (0) 331-70 51 56
FAX: +49 (0) 331-70 45 699
text & photos by 成田美友
|